クラス対抗の合唱コンクールは全員参加の学校行事ですよね。
そんな行事に心を痛めていた方がいます。
noteで耳が聞こえない世界のあるある漫画を公開している、平本龍之介さんです。
ニュースの概要
私は音楽が苦手です。大みそかの紅白歌合戦などを家族がテレビで見ていると、孤独になってしまったような気持ちになり、機嫌が悪くなります。
小学校でも中学校でも、音楽の授業中、うまく歌えなかったり、楽器を使いこなせなかったりすることで周りからばかにされ、笑いものになった苦い思い出があります。
一番心苦しく、苦痛だったのは、校内での音楽祭やコンクール大会です。クラスのみんなは優勝を目指しているわけだから、足を引っ張らないよう、私は声を出さずに、口パクをしないといけません。
口パクをするのも結構、こつが必要なのです。周りの口の形に合わせて動かさないと、審査員から「歌っていない」と判断されるからです。隣にいる友人の唇の形を横目で確認しながら、必死に歌う“ふり”をしていました。自分が参加する意味があったのだろうか-。終わるたびに、いつも思っていました。
口パクをしてまでコンクールに出る必要があるのか?
そのような疑問をもたれていますね。
ひらもとの人生道
山あり谷ありの人生を描いたエッセイです。
ネットの反応
わーい発見👀✨ろう漫画家平本龍之介氏「ひらもとの人生論」amazonで1400円!
好きだな〜彼のシュールな作風。
ひらもとの人生道 (MyISBN – デザインエッグ社) https://t.co/zY4LFtlNGC— Kyoko KATO (@codakyokoda) October 16, 2017
片方聞こえないだけでも結構音痴に育つのですよ。微妙に外れてる。でもって合唱の時は主旋律につられてハモれない!
合唱で必死に口パク…子どもの頃の苦い思い出 聴覚障害者の「あるある」漫画(西日本新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/rtqAJsCyoY @YahooNewsTopics
— piyobear@ぼちぼち動くよ (@piyobear) September 7, 2018
平本龍之介
瀧本大介さん=ペンネーム・平本龍之介=
瀧本さんは東京生まれ。生まれた時から耳が不自由で、周りの声は雑音のようにしか聞こえない。相手の唇の動きで話す内容を読み取る「読唇術」や手話、筆談を交えてコミュニケーションする。
イラストレーターだった父の影響で漫画家になるのが夢だった。プロを目指し、高校卒業後に専門学校に通ったことも。自身のブログに趣味で描いた漫画を公開していたところ、NPO法人川崎市ろう者協会(川崎市)から依頼を受け、2015年7月から、会報に漫画の連載を始めた。
現在、西日本新聞4コマ漫画+コラム連載中の
『僕は目で音を聴く』
が西日本新聞のホームページでアップ!
全国で見れます。感想募集中♪
第19話『若い医者の対応にあぜん』https://t.co/9DyDX3rCKb#平本龍之介#僕は目で音を聴く#西日本新聞— 平本龍之介 (@hao2002a) September 6, 2018